〈こどもの今・こどもの時間〉
こどもたちと過ごす日常には、普段当たり前のように流れてしまっていること~誰もが限りある命を生きていること、ひとりひとりみんな違う存在であること、違いを認め合うためにはわかり合おうとする姿勢が大切なこと~など、生きていく上で大事なことで溢れています。
そして、「今」という時間を大切に過ごし、つみ重ねることで一緒に「未来」を創っていきたいと考えています。
家庭や学校、その他様々な場所で過ごしている365日、24時間の中にある「こどもテラス」での時間。 ひとりひとりの今ある姿を見つめ、「こどもとおとな」、「こどもとこども」の信頼関係が育まれるよう、「一緒に過ごす」ということを大切にしています。
〈こどもとともに〉
こどもたちの身の周りの世話をおとなが担うことは必要不可欠です。それがこどもたちにとって「大きなお世話」にならないよう、「やりたい気持ち」「今持っている力」を発揮できるよう、その時々の状況に応じて関わります。
こどもとおとなとの関係性を、「支援する人・される人」という一方向ではなく、一緒にその場その時を過ごし、ともに感じ、考える仲間でありたいと考えています。
どんな場面でも、「こうかな?ああかな?」とコミュニケーションをはかり、こどもに問いかけながら一緒に考えていく姿勢、そこにコミュニケーションの原点があると感じています。
私たちは、全てのこどもが、様々な人と出会い、自分で選択する生活をともに創っていきたいと思います。